思い出のゼッケンNO.1

25歳の頃から30歳位まで、オフロードのエンデューロレースに

参加していました。

最後に乗っていたバイク、10年以上持ち続けていたんですね。

手放そう手放そうと思いつつも、手放せなかった。

昨日、馴染みのバイク屋さんに持っていってもらいました。

15時頃に電話して、引き取りは来週あたりかなと思っていたら

これからすぐ行きますとか言われて、心の準備ができておらず

オタオタしたのは秘密です!

このバイクでツーリングも行きましたが、公道仕様車なのに

妙なところがマニアックで(SUZUKIの宿命)

ギアがローに入っていると、クラッチを思い切り切っても

キックスターターを踏むと前に動いたり(セカンダリーキック方式)

クランクシャフトにバランサーが付いてないので

レスポンスは良いんだけど、振動が凄くて手が痺れたり

完全一人乗り仕様で荷物が積みづらかったりで

結構苦労した思い出があります。

 

しかしレースでは、多重点火イグニッションでトルクがあり

レーサーRMX250(公道走行不可)のパーツが流用できたり

純正のパワーアップパーツも豊富で

正立フォークとしなやかなフレームで、疲れず安心して攻めれる

それまでレースで乗ったバイクの中でも最高峰の一台でした。

 

登りでミスってひっくり返った僕の膝裏にバイクがのしかかってきて

筋を痛めたり、長い砂利のストレートを5速全開で調子に乗ってたら

止まりきれなくて、僕だけ崖から落ちそうになったり

あるレースでトップを走っていたら、急にエンジンが

ニャニャニャニャニャーと猫のように鳴き出し

クランクサイドベアリングが焼きついて停まって

(クランク周りの潤滑が悪かった)走行不能で棄権したり

そんな事もとても良い思い出です。

このRMX250S’98と、初めて買ったバイクのFZR250R’88は

一生忘れられないバイクです。

この辺のバイクの話だと、いつまででも語れるわ(笑)

ありがとうございました。また明日お会いしましょう。

rmx250s

ゼッケン1は一番速いから、ではなく

申し込みが一番早かったから、です(笑)

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