小学3年生の頃、37年くらい前だろうか
当時、青森市の実家では、麦茶は煮出しで作っていて
荒熱をとった後に容器に入れ、冷蔵庫で冷やしていたのです。
容器に入りきれなかった麦茶は、ビール等を飲む時に使う
ジョッキに入れていたのです。
さて
ここまで書いたら、憶えや経験のある方
ピンとくる方もいらっしゃるでしょう
めんつゆ事件
と、想像したでしょうか。
僕の場合は違いました。
実家では梅酒を大きなボトルで作っており
冷や冷やの梅酒を飲みたい大人達が
ジョッキに入れて冷やしていたのです。
ええ
裏の神社の広場で大汗かいて遊んで
休憩の為に家に戻ってきた素直で純粋な僕は
(今でも素直で純粋ですが)
それを麦茶だと思い、疑う事無く、疑う事も知らず
冷蔵庫を開けてジョッキを手に取り
半分くらいカブ飲みしたのです。
それはもちろん、あのサッパリとした麦茶ではなく
トロッとした自家製梅酒だったのですから大変。
盛大に噴出、拡散し、親には怒られ、友達には笑われ。
それ以来梅酒は僕の中で仇敵扱いで
チョーヤの梅酒のCMにすら敵意を覚える始末。
その敵意は、やがて梅干にも及び
梅干の種を叩き割り、中の白いヤツまで食い尽くすなどの
所業を20歳近くまで行っていたのですから
三つ子の魂百までとはよく言ったものです。
100までは行ってないけど。
その梅酒に対する敵意を手打ちにしたのは
梅酒のソーダ割りを飲むようになってからです。
理由は、梅酒ソーダ割りが美味かったからです。
美味いは正義なのです。
あの梅酒に対する敵意が、実は梅酒ソーダの
美味しさに導いてくれたのかもしれませんね
と
上手いまとめが思いつかなかったので
綺麗に終らせた感じだけども、よく読むと意味不明
こんな結構僕の得意なやり口で〆ておこうと思います。